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6月議会一般質問まとめ

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今年に入って、AI文字起こしツールを使って参加する会議の議事録を残すようになりました。そこで12、13日に行われた一般質問の9人の議員の内容を簡単に要約して掲載してみました。自分のはまた動画編集してまとめたいと思います。

納得いく要約かといえば、全くそうは思わないんですが、だからといって納得いく編集ができるかというと、次から次へとタスクが増えて時間が追いつかない。細かく書いたからといって私の主観も入るし、誰がどのテーマに興味があるかは置かれている環境、立場が異なるので計り知れません。

とにかく議会の一般質問の行政コストは高いです。文章を読み合っている箇所もあるので、「出来レース」と思われることも多いですが、議員側も予め聞きたいことをまとめていて、執行部側は「想定質問」というのを準備して、何にでも答えられるようにしているためです。

それなのにYouTubeの再生回数は100〜200回ほど。視聴者の多くは、市の職員さんでしょう。一人一時間の持ち時間で、この短い動画全盛期の世の中で見てくれる方は大変貴重なことだと思います。

色んなご意見もありますが、私は一般質問は市長選、市議選と二元代表制でそれぞれ選ばれた議員にとって活動を公にする大事な場だと思っています。

各テーマで調査された内容を質問するので、私はとても興味深く聞いています。なので、端的にいうと、あまり知られていないことが「もったいない」に尽きるのです。議会だよりもありますが、いろんな媒体で広げないと届きません。

そんなことで、まだ稚拙ですが簡単な要約を並べてみました。気になるワードがあったら動画再生してみてください。

一般質問は2人続けて休憩を挟む流れで行われます。そのため、ユーチューブの動画も2人セットになっています。

①東洋平議員

まちづくりと公共交通、コミュニティ行政への移行について質問しました。まちづくりにおいては、用語の定義、公共交通計画と地域戦略の一体性、立地適正化計画、公共ライドシェア、地域運営組織との連携について質しました。市長は、まちづくりは地域社会を形成するための取り組み全般を指し、市民との連携が不可欠であると述べました。また、公共交通計画は観光振興等の地域戦略との一体性を推進しており、房総ライドの実証運行などを実施していると説明しました。教育長は、公民館再編計画の概要とコミュニティ行政への移行について説明し、地域との意見交換を行い計画を完成させる予定であると述べました。

②鈴木ひとみ議員

市職員数の変化と働き方改革、国道の整備とフラワーライン周辺の施設整備、子ども家庭センターについて質問しました。職員数については、今後の採用状況や働き方改革の進捗、業務効率化について質しました。また、フラワーラインの植栽やアロハガーデンの駐車場、国道410号線についても質問しました。市長は、安房地域の観光ポテンシャルを高く評価し、県との連携を強化していく考えを示しました。

上の私と鈴木ひとみ議員の質問は以下に公開されています。

③佐野聖一議員

高校との教育活動連携協定に関する具体的な取り組み内容と進捗状況、市町村の連携体制、妊婦健診の助成額と自己負担額、今後の助成に関する質問がありました。特に、安房地域における高校と市町村との連携、高校生の地域活性化に向けた町づくりへの参加、自転車通学時のヘルメット着用推進について議論が行われました。ヘルメット着用に関しては、高校生の安全確保の観点から、行政としてどのように支援すべきか、教育長を交えて議論が深められました。

④鈴木順子議員

平和学習の取り組みとして中学生の広島・長崎派遣の検討状況、防災対策として災害時の生活環境を整えるためのトイレカーの導入検討状況とその後の変化、避難所や避難先への移動手段、介護報酬の引き下げに関する質問がありました。特に、平和学習における県内自治体の取り組み事例や、戦後80年を迎えるにあたっての平和事業、災害時のトイレ確保の必要性、訪問介護事業者の経営状況の実態把握に関する議論が交わされました。訪問介護事業に関しては、介護報酬の引き下げが事業者の経営に与える影響について、より詳細な調査を求める意見が出されました。

上の佐野議員、鈴木順子議員の質問は以下に公開されています。

⑤渡辺雄二議員

心身障害者医療費支給条例改正による医療費補助縮小への市民の懸念を表明し、制度見直しを要求。市長と健康福祉部長は、財政制約と福祉事業の安定運営のために改正が必要であったと説明し、丁寧な対応と基幹相談支援センター整備を約束しました。また、令和元年房総半島台風の廃棄物処理に関して、市はマニフェスト制度運用と環境省補助金による適正な事業完了を説明。渡辺議員は市の対応を評価し、質問を終えました。

渡辺議員の質問は以下に公開されています。

⑥石井敏宏議員

館山市内の幼稚園、保育園、児童園における定員割れの状況、保育士不足、0歳から1歳児の保育ニーズへの対応、土日祝日や夜間の一時保育、病児保育といった多様な保育ニーズへの対応、公立・私立を含めた保育施設の再編の必要性、事業シート導入による予算説明資料の改善などが指摘されました。また、事業に用いている人件費の不明確さや、事業が国から義務付けられているものか、館山市独自のものかの区別がつきにくい点も問題提起されました。

⑦鈴木明子議員

子ども計画のニーズ調査における土日祝日の保育ニーズや、18時以降の保育ニーズ、一時預かりサービスの利用促進、子育てしやすい街であるかの認識、小学校5年生と中学校2年生のアンケート回答率の差、ヤングケアラーへの支援、森や川などの自然を利用した体験や遊びができる場所の要望、ボランティア活動への参加希望、女性管理職の登用、男性教員の育児休業取得率向上などが取り上げられました。

石井敏宏議員と鈴木明子議員の質問は以下に公開されています。

⑧瀬能孝夫議員

大きな1点目として電子投票の導入について、選挙管理委員会の皆様に対して電子投票の導入を強く求め、ご見解を伺いました。大きな第2点目として公民館利用における利便性について、予約受付の開始期間の前倒しや料金設定について質問しました。大きな第3点目としてこども食堂への行政支援について、本市としてこども食堂の活動をどのように評価認識されているのか、千葉県が行っている子供食堂サポートセンターを身近な市内または地域単位で設置できないかについて質問し、それぞれの問題点や改善策について具体的な提案を行いました。

⑨安田邦春議員

ふるさと納税指定基準の見直しについて、募集適正基準と地場産品基準の改定内容を質問し、これから当該で増えるであろう廃校の利活用について市の考えを伺い、財政再建と地域活性化に向けた提案を行いました。

瀬能議員と安田議員の質問は以下に公開されています。