3月議会は、22日までです。昨日は予算質疑のあと総務委員会が開かれました。ちょっと長くなりますが、途中経過を報告します。
予算の質疑では、市街地循環バス（望月議員）や今年度で閉鎖される温水プールの代替プールなど（石井敬之議員）、里見のまちづくり（秋山議員）について質問がありました。ユーチューブでも見れます。
https://youtu.be/CMVEKZyT_Ds?feature=shared
代替プールについて公の場で内容が示されたのは初だと思います。自衛隊や安房高、鋸南B＆Gなどさまざまな場が検討されましたが、市内のセントラルスポーツを借り上げるという答弁がありました。
今の温水プールと同料金で利用できるものの平日週2日（土日なし）の2時間3コースに限り、夏季の50mプール開設時（7月20日〜9月1日）は利用できない（プール以外も利用不可）という内容でした。
土日のレッスンもできませんし、現在の利用者に代替と呼ぶには無理がありますね・・・。ユニバーサルデザインでの新設が望まれますが、今の財政でどうするのか。今月末までに方針を示すとしています。
4月3日追記：3月に新設の方針が示されました。以下のリンクにまとめておりますのでご覧ください。
午後に総務委員会。
以前にも投稿しましたが、議場以外に、常任委員会があり、そこで全ての議案振り分けて審議します。私は補正予算など幅広く扱う総務委員会に所属しています。
3月議会は来年度の当初予算が発表される場であり、この予算は予算審査特別委員会で審議します。慣例で決算審査特別委員会と同じ議員メンバー（議員の半数）で来週14日に予定されています。
総務委員会でも幅広い質問が上がりましたが、市内1万人を超える方に関係するところでは、国民健康保険税の引き上げです。
館山市は県が示す標準保険税率と比べ低いですが、基金の残高が不足し、6、7年度で総額1人16000円ほど引き上げねばならなくなりました。7年度分の8000円は6年度の様子をみて検討するということです。
私も国保です。値上げはきついですが、後期高齢者の脱会は増えるし、現役世代は減るし、他に財源もないのでいかんともしがたいことです。国保条例に関しては、反対討論と賛成討論がありました。
そのほか、館山中の建設費が物価高騰でまた上がっていまして、財源の一部「庁舎建設基金」は当初予算編成後は9億8000万円。R14年ごろを予定している新庁舎は数十億円かかるでしょうが、どうなるのか。
市の財政、知れば知るほど本気で厳しいです。続きは次の記事でまとめます。
