議会が26日に開会し、本日と明日が一般通告質問です。私は本日が出番で先ほど終えました！以下、質問内容をダイジェストでまとめます。
■令和8年度からの新総合計画について
市のグランドビジョンとなる総合計画ですが、今年から6〜7年度の2年間で、新総合計画策定のプロセスに入ります。
総合計画はまちの「憲法」ともいわれる最上位の計画です。現行の計画は平成28年に策定され、残り2年。10年もの期間でまちの目指すべき方針を担う大変重要な計画です。
しかし、現行の計画がまちづくりに活用されている感覚は薄く、市民と一緒につくった計画ですが、これを意識して活動している団体、個人も珍しいかなと思います。
財政状況も今後ますます厳しくなると予測される中、市長も「最小の経費で最大の効果を挙げる」と施政方針で述べておられましたので、その骨格となる総合計画こそ力をいれるべきだと思います。そうした思いで自分なりに調べて質問しました。
計画はつくっても実効力を高めるためには、やはり予算と連動していなければ「絵に描いた餅」になってしまいます。そもそも現行計画が、基本構想、基本計画、実施計画という三層構造になっていないところから、諸々提案しました。
私は、総合計画審議委員でもあるので、この課題は審議会に持ち越して、しっかりと機能する計画してもらえるよう引き続き提言していこうと思います。
■東京湾口で形成されるトラフグの産卵場について
SNSやHPを見てくださっている方には、できる限り情報発信しているつもりですが、2月はいすみ市への視察や館山での勉強会もあり、9日に全国紙でも取り上げられましたので、この場をお借りして公にご紹介させていただきました。
ポイントは
①日本最大の産卵場が東京湾口に形成されている可能性が高い
②交雑も増えているため喫食の危険性もある
③鑑別できる処理資格者の周知をお願いしたい
④その上で、資源管理と漁獲増加の取り組みへ
⑤漁業振興だけでなく、飲食、宿泊業も含め地域活性化に
⑦天然が確認できれば養殖に力を入れてほしい
まずは何より館山の漁業者でこれに取り組んでくださる方がいて、漁獲が確認されることが先決ですが、船形地区で「海業」が始まったタイミングでもあり、市としても前向きに応援する姿勢が確認できありがたいです。息の長い取り組みになるでしょうが、今後も情報発信に努めます。
一般質問は全11議員が通告しており、明日の5人で終了です。今回は、今年の「当初予算」が発表される議会であり、決算に続き予算審査特別委員会の委員としても審査にあたります。総務委員会としては補正予算の審議もあります。他の件も含めて、追ってご報告します
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