4年前の台風15号が9月9日未明のことだったので、今回の台風は不気味であの時を彷彿とさせました。館山では大きな被害はなかったようですが、全国的には死者も出ているそうで、心よりお見舞い申し上げます。
私は消防団員になって初めての警報による出動を経験し、改めて地域を守る団員の皆さんの献身さに驚きました。まだ台風シーズンですので、気を引き締めていきましょう。
さて、少し間が空いてしまいましたが、先日6日の議会で一般通告質問に立ちました。2日間で10人が登壇し、さまざまな角度から質問や提案が行われました。議員になって2回目、まだまだ緊張が解けませんが良かったら中継録画覗いてみてください。
内容は、①高齢者のデジタルサポート、生きがい支援②地域とともにある学校「コミュニティ・スクール」の大きく2点。
趣旨としては、高齢者の割合が今後も増加する(現在40・36%→2040年46・3%)超高齢化時代において、健康寿命の延伸、バリアフリーのまちづくり、学校を核としたまちづくりにより、医療面で恵まれた本市には別の発展の余地があるのではないかということです。
総論からいうと、基本的には前向きな回答が多かったと感じています。行政サービスもデジタル化は避けられませんし、税収減の扶助費増で財政状況はますます深刻化するので健康寿命は当然重要。
理想は共有できても、実際誰がどうやるかですよね。財政難、職員不足で行政任せも限界がありますし、やはりこの分野も公民連携が鍵なのではないでしょうか。(画像2.3枚目は、昨年12月の広報誌「だん暖たてやま」から抜粋)
まだ今回の質問で私自身も答えが見えているわけではありませんが、比較的若い議員ですのでデジタル化は今後も追求していきますし、古来人々を癒してきたこの地の優しい自然や、医療・介護面での秀でた力を柱に据えた独自の発展ができるように考えをまとめていきたいと思います。