所属する会派「市民クラブ」の呼び掛けで29日、会派外の議員も含め議員9人による「船形バイパス」の視察が行われました。
富浦ICから市内の海岸線へ直接来訪者を誘導する都市計画道路。海岸線の活性化だけでなく、防災機能も兼ね備えています。
当日は担当の市職員から現地で説明を受け、市役所で質疑応答の時間を設けていただきました。都市計画道路は平均して10年以上の時間が歳月のかかる根気のいる事業です。
印象的だったのは、館山内で線路をオーバーパスする道路は、南総文化ホールの前の道と、予定されている船形バイパスのみだということ。
令和元年の台風災害では船形も大きな被害に遭いましたし、多くの踏切遮断器が下りたままになって救援の障壁になったそうです。
こうした経験を踏まえて、バイパスの防災機能を増強するとともに無電柱化、さらには船形・那古地区の冠水対策も取り入れています。
今回の視察で、事業の狙いや職員の努力で着実に前進している進捗状況を改めて確認しました。
