午前中に「全員協議会」という市政に関する重要な事項を協議するため開かれる会合がありました。
①北条幼稚園と中央保育園をまとめた認定こども園設置の運営法人について
②若潮ホール(船形)の10月31日の閉館について
③北条小学校のプール整備事業について
④令和5年度一般会計補正予算について
協議しました。今月、議会とは別に全員協議会なるものがあることも初めて知った次第。ユーチューブ中継などもないのですが、想像以上にガチンコで執行部とやりとりがあります。
①は、こども園とは、幼稚園と保育園の両方を兼ね添えた施設。館山では、船形、房南、九重にこども園がありますが、この度、北条こども園が新設に向け動いています。予定では令和7年の4月とのこと。
②はかねてより老朽化の若潮ホールが閉館で、使用者に対して丁寧に説明されているとのこと。
③昭和46年設置の北条小学校プールの改修事業。今年8月末から来年6月末までの工事を予定しています。その他の学校でも使用できるように検討するという話や、全国的には民間のプールを利用する地域が増えているという説明もありました。北条小は最も児童数が多いので改修は分かりますが、各学校の老朽化したプールは課題になるでしょう。
④は、低所得者支援金、介護・障害福祉サービス事業所の物価高騰対策支援金などの説明がありました。国の支援金です。
午後、①のこども園運営が、今年3月のプロポーザル審査で決まった亀田医療グループ(鴨川)の社会福祉法人、太陽会が運営する鴨川市のこども園「OURS」へ、議員で視察に伺いました。
子どもたちがお昼寝の時間で日常の様子までは分かりませんでしたが、園内をぐるりとめぐり、園長からプレゼン内容をお聞きしました。
私としては、365日就労形態に合わせて土日祝日も開園していることや、病児・病後保育事業、日常の様子をSNSなどで可視化している点、障害児を積極的に受け入れている点など共感がもてました。公私連携ということで、館山の中心的な北条地区に特化した新たなこども園の誕生が期待されます。
写真は、OURSの視察で撮ったものです。