
本日は、本会議終了後、議会改革特別委員会の1年間の総括と今後の展望を話し合う会議が開かれました。本特別委員会は、3月議会での報告をもって解散となります。
議員定数、報酬、常任委員会などについて、一つも決めることができず、各委員が意見を述べて終わったことは残念です。しかし、意味がないことなどありません。この議題に真剣に向き合い、議会改革の必要性を全委員が共有して終わることができました。
これからの議会改革に注目していただきたいと思います。
報告書が公開となり次第、お知らせします。以下は、本日の会議の議事録です。
日時:令和8年3月6日(金)午前10時30分~11:30時頃 本会議終了後
場所:議長室
出席委員:9名
石井信重(委員長)、東 洋平、渡辺雄二、安田邦春、長谷川秀徳、鈴木ひとみ、石井敏宏、瀬能孝夫、鈴木順子
議長・副議長:同席
出席事務局職員:
事務局長:宮澤知幸、書記:菅田茂樹
会議内容
本委員会はこれまで11回にわたり、議員定数・議員報酬等を中心に議会改革のあり方について調査・検討を行い、報告書の取りまとめを行った。
本日の会議では、委員会としての調査事項が終了したことを踏まえ、1年間の活動の総括と今後の議会改革の方向性について意見交換を行った。
各委員の主な意見
A委員
今回の特別委員会では議員定数や報酬等についての調査を終えたが、その議論の過程で今後の議会改革の在り方について多くの課題が浮き彫りになった。
本委員会は終了するが、議会改革は継続して取り組む必要がある。
その方法として、例えば次のような方法が考えられるのではないか。
- 新たな議会改革の委員会を設置する
- 議会運営委員会から発議する
- 各会派による議員発議で立ち上げる
また、調査項目としては以下のようなものが考えられる。
- 議会基本条例の検証
- 情報公開のあり方
- 住民参加の仕組み
- 傍聴制度の見直し
本日はそうした**今後の方向性や方法論について自由に意見交換できればよいのではないかと考える。
B委員
議会としてできることは、議員全員で協力して取り組むべきである。
主権者教育などの取り組みは非常に重要であり、議会として力を合わせて取り組むべきだと考える。
ただし課題は、
「それをどう実行していくか」である。
議論する場はシンプルである方がよく、
- 議会改革特別委員会を継続する方法
- 議会運営委員会など既存組織で対応する方法
などが考えられるが、いずれにしても
- 誰が
- いつまでに
- 何を行うのか
を明確にする会議であるべきである。
C議員
今回の委員会では定数や報酬について明確な結論は出なかったが、議論の内容は報告書に詳しくまとめられている。
議会改革は今回で終わりではなく、
- 定数
- 報酬
などについて継続的に検討する場が必要である。
社会状況や市の状況は常に変化しているため、議会としても引き続き議論を継続していく必要があると考える。
D議員
報告書には「明確な結論には至らなかった」と記載されているが、議会は議決機関であり、最終的には何らかの判断を示す責任がある。
中途半端な形で終わるのではなく、議会としての姿勢を明確に示すべきであったのではないかと感じている。
今後については、
- 議会改革の取り組みを継続するかどうか
- 新たな委員会を設置するか
などを議会全体として決める必要がある。
また、全国的に議会改革の取り組みは進んでおり、館山市議会もその流れに遅れないように意識を高めていく必要がある。
E議員
議員として本来の役割は、
- 市の提案を審査するだけではなく
- 議員自身が政策提案を行うこと
にあると感じた。
視察や調査で得た知見を議会全体で共有し、政策提案につなげる仕組みを作ることが重要である。
例えば
- 委員会視察の成果を議会全体で活用する
- 一つのテーマを複数議員で議論する
など、議会活動の進め方を見直すことも議会改革につながるのではないかと考える。
F議員
市民からは、
「議員が何をしているのか見えにくい」
という声をよく聞く。
そのため
- 議会活動の見える化
- 議会報告会の改善
など、市民への情報発信のあり方を見直す必要があると考える。
G議員
今回の報告書で多くの課題が明らかになった。
それを報告して終わりにするのではなく、
- 具体的に何を実行するのか
を次年度の課題として議論する必要がある。
また、議員同士がしっかり議論し合う議会に変わっていくことが重要であり、政策提案ができる議会を目指していきたい。
H議員
館山市議会には議会基本条例があり、その中には議会改革の理念が示されている。
時代の変化に応じて、
- 条例の運用状況
- 必要に応じた見直し
を行うことが議員の責務である。
今後は全議員で議論する場を設け、条例の理念に基づいた議会運営を進めていくことが重要である。
議長
今回の特別委員会は、議員の役割を改めて見直すという目的で設置された。
定数や報酬の問題を議論する中で、多くの課題が見えてきたこと自体が大きな成果であると考えている。
今後は
- 議会報告会のあり方
- 主権者教育
- DXの活用
など、議会として新しい取り組みにも挑戦していく必要がある。
今回の議論を土台として、今後さらに議会改革を前進させていくことを期待している。
委員長まとめ
委員会としての調査事項は終了したが、議論を通じて
- 議会基本条例の検証
- 情報発信の強化
- 主権者教育への取り組み
- 政策提案型議会への転換
など、今後取り組むべき課題が多数明らかとなった。
委員からは、議会改革は不断の取り組みであり、今後も議会全体として議論を継続すべきであるとの意見が多く示された。
今後の議会改革の進め方については、全員協議会等で議論し、必要に応じて新たな検討体制を検討していくことが望ましいとの認識が共有された。
以上をもって、議会改革特別委員会は終了した。