BBS掲示板

同友会の経営研究集会に参加

投稿日:

全体会冒頭であいさつする館山市の山田実行委員長

昨日は丸一日、千葉県中小企業家同友会が年に一度開催する「経営研究集会」に参加するため、木更津市のかずさアカデミアパークにおりました。県内から約400社が参加されていたそうです。

たくさんの企業ブースも出店されていた

私は個人事業主名義で安房支部に所属していますが、目的は「地域にはどんな企業があり、どんな思いで経営をされているのか」を知り、そこから学ぶことにあります。

地域活性化といっても、その土台となるのは地域経済。具体的には、地元企業がしっかりと活躍し、稼ぎ、地域にお金が循環することが何より重要です。その意味で、同友会の皆さんのハングリー精神は本当にすごい。

ブース出店する安房支部の植木さんと沖さん

特に今回は、実行委員長を館山市の花農家である山田桂さんが務められ、安房支部が全力で応援する姿を傍らで見ていて、ドラマを感じました。安房地域の経営者の結束力は強いです。

分科会の報告を担当した若き起業家、奥村さん

分科会では、高校生で起業し、21歳にして年商13億円を生み出したoku株式会社の奥村航稀さん(印西支部)の報告を拝聴して目からうろこでした。ルールチェンジ法やアイデアジャム思考法など学びが満載で、ワークも大盛り上がりでした。

Cグループ代表で発表した館山市の高橋さん

また基調講演では、(株)タイガーブランディング、加藤明拓さんがナイジェリアやカンボジアで世界一のサッカーチームをつくる挑戦をお聞きして胸を打たれました。

今われわれは縮小する下り坂の社会を生きていますが、人口が増大する、いわゆる途上国での挑戦を聞きながら、自分がある種の閉そく感にとらわれていることに気が付きました。

どんな状況下においても現状を変えるには高い壁が存在し、その先の未来を見ようとするから生きる喜びも感動もある。加藤さんは、2040年のある日のことを具体的な文章にしていて、それを読み上げました。夢を言語化していくことの大切さを伝えてくださったのだと思います。

さて、明日から12月議会が開会します。一般質問は、「関係人口の可視化」と「小規模特認校や学びの多様化学校について」。また改めて、質問内容についてはまとめます。