最近はイベント続きで更新が遅くなってしまいましたが、ようやく館山駅東口前の「まちなか文化祭」を掲げたsPARK DAYが動き出したことを報告します。
主催は、館山市の「リノベーションまちづくり」の活動から発足した株式会社館山家守社。
リノベーションまちづくりとは?
=「今あるもの(空き家、空き店舗および公共空間などの既存ストック)を生かし、新しい使い方をすることによって新たな価値を創ること」で、全国各地でこの手法による取り組みが進んでいます。
館山駅前は、内房線沿線で最もといっていいほど衰退が著しいですが、大型再開発のような事業もハードルが高く、リノベーションの手法で、一店舗、一テナントずつ、明かりを灯していこうという活動が進んでおり、実際に新店舗のオープンも実現しています。
その中核は、駅前の元「サカモトビル」として安房一帯の住民に親しまれた房州第一ビル。県南の繁栄の象徴でもあったこのビルでしたが、リノベーションまちづくりの有志が、「sPARK tateyama」として新たに息吹をもたらし、1階は5店舗の店が入り、3階では南房総市富浦のスケートボードパーク「SUNZUI」が2拠点目を立ち上げました。
2年半前から、「あんもかんもマルシェ」というマルシェイベントが行われてきましたが、さらに輪を広げようと4月に始まったのがsPARK DAY(スパークデイ)。
「まちなか文化祭」「市民学園祭」をコンセプトに、マルシェよりは住民みんなが気軽に参加できるイベントを目指すことになりました。
さて、前置きが長くなりましたが、記念すべき1回目、まさしく文化祭のような催しが繰り広げられ、今後の展開がイメージできるものとなりました。
沖縄三線、ストリートピアノ、紙芝居や人形劇、そしてレゲエアーティストの登場と、幅広い空間の変化🎼
一緒にステージを運営してくださっているDJチームの皆さんに感謝。そして、急遽、九十九里から駆けつけてくださったKAJAさんと、DJ Altairさんとの友情、音楽に涙する人も多かったフィナーレでした。
5月以降も毎月開催の本イベント。まちなか文化祭なので、これから多くの地域内のサークル団体の皆さんの発表の場に活用していただけるように、周知していきたいと思います。
館山市のページで、募集要項などがまとまって発信されました!
ぜひ、出演、出店をご検討の方はお気軽に応募ください。
https://www.city.tateyama.chiba.jp/shoukan/page100553.html
館山市は、130ものサークル団体が活動する文化のまち。サークルフェスティバルのような大きなイベントもありますが、sPARK DAYをぜひその練習に、日常の発表に活用いただきたいと思います。