またも報告が遅くなってしまいましたが、10月28日に議会報告会が開かれました。午前と午後で計57人の方々にご参加いただきました。誠にありがとうございました。
台風災害、コロナがあり対面では5年ぶりの開催。1期先輩の議員も経験してないという、まさに再出発の会となりました。
本日の房日新聞にも掲載されていました!
https://bonichi.com/2023/11/02/520621/
ちなみに議会報告会というのはどこの自治体でもやっているわけではなく、館山市では議会基本条例で定められています。
所感としては、やはり議員が対面で市民の方々のご意見を伺う場は重要。市政に関心が高い方は少なくありませんので、こうした機会に詳しくお聞かせいただけるのはありがたいことです。
常任委員会の6月、9月議会の報告の後、「公共施設の再編」をテーマに質疑や意見があり、最後に自由に議論しました。私が参加した午後の部はこんな話があがりました。
・市営住宅の入居率はどうなっているか
・インバウンドは台湾以外に他の計画はあるのか。姉妹都市のベリンハムやポートスティーブンスにも広げては
・こども園の整備はいいが職員の処遇待遇改善をどう考えているのか
・委託事業で市内外の業者の割合はどうなっているのか
・館山二中跡地の活用で、宅地開発の議論はあるか
・公共施設の再編と両輪で人口減少対策を進めるべき
・グリーンファーム館山の進入路や渋滞対策の検討は進んでいるのか
一方で、前半にあった常任委員会の報告に関して、どこか違和感がぬぐえずいたのですが、その理由が分かってきました。
各委員会の報告は、基本は執行部が立案して議決されたものです。もちろん議決した責任の上で各議員が説明することに一定に意義はあるとは思いますが、事業の詳細を伝える場ならば執行部が回答した方が正確です。
会場にいた人からは、「堅苦しい」とか「事前に当日配った資料もHPなどでアップすべき」という意見もありましたし、委員会報告も事前に周知して差し障りもないかなと。
せっかく全議員が集まって市民と対話するのですから、各議員のカラーをもっと前に出す場したら関心を持ってもらえる会になるのでは?と感じました。
例えば、「議会だより」に要約されている一般質問は、各議員深くまで調べて臨んでいます。その内容に質疑を行うこととか、各議員の考える活性化案を語るとか。(いずれにせよ時間が足りないと思いますが…)
後半の「公共施設の再編」といったテーマを設けて議論するのはもちろん良いことだと思いますし、上記が無理ならこちらにもっと時間を割くべきじゃないかなぁと感じました。
とにかく5年ぶりの再開、今後もやるからには有意義な場にするための継続した努力が求められると思います。