昨日、今日と館山・南房総地域は、安房最大級の祭り「やわたんまち」で盛大に活気付いておりました。祭礼関係者の皆様、本当にお疲れ様です。今年も鶴谷八幡宮拝殿の「百態の龍」からパワーを頂きました。
実は昨日は、父方の祖母の27回忌の法事があり実家に帰省しておりました。祖母と私は、同じ誕生日で、9月15日。そう本日、わたくし40歳になったのでした。
中学2年の年に亡くなった佐世保の祖母でしたが、とてもかわいがってもらったことを思い出します。よく手紙も書いて送ったものでした。
法事が終わると、8人家族の会議。父が静かに、自分の最期や死後のことについて話し始めました。いつかはくるその日を想像して、途中から涙が止まりませんでした。
全ての人に親がいて、子々孫々つなぐ命のバトン。誰かに愛され、人を愛し、いつかは別れがきます。お釈迦様が説いたように「愛別離苦」は真理だなぁと改めて実感した40歳の始まりとなりました。
スティーブ・ジョブズは「死は生命にとって唯一にして最高の発明品だ」という有名な言葉を残しています。死があるから人間は進化し、多様性を育んできました。死は、何もネガティブなものではないという至言です。
むしろ短い命を意識すればするほど、人は成長できるのかもしれませんね。40代がこれからどう展開するのか未知ですが、誠心誠意、今与えられた使命を全うしていきたいと思います。