芝浦工大の学生が館山市の公共交通をテーマとした修士論文を完成させ、昨日山代教授とともに報告にきてくださいました!市長、副市長も議会ご多忙の折、時間をとっていただき誠にありがとうございました。
昨年初夏にお話を聞いた研究でしたが、その後学生は10回以上も館山を訪れ、北条地区と富崎地区にしぼってさまざまなレベルで地域の方にヒアリングやアンケートを重ねました。
また公共交通は高齢者の足と捉えられがちですが、高校生にも視野を広げ、ヒアリングのお返しに他の学生らと高校生の進学や就職相談ものっていただきました。
調査の結果、利用率が上がりづらい路線バスの「バス停」にフォーカスし、いかに憩いの空間、交流の場にできるかという視点で提案する内容。単なる利便性だけでなく、孤立・孤独といった課題にもアプローチする素晴らしいアイディアでした。
研究は担当課職員が温かく伴走。論文は担当課にとっても汎用性の高いデータが含まれ、素晴らしいフィナーレでした
芝浦工大は、台風災害の甚大だった富崎地区で毎年学部生の合宿を開催してくださっていて、昨年はローマ大学との共同合宿も実現。大学のない館山で、学生の活動は活力になります。
私は大してことできてないのですが、こうした活動があることは地域の方にも知っていただきたいです。また、本研究で御協力いただいた方々、ありがとうございました。