
館山市は、昨年11月「館山市立小中学校再編計画」を策定し、中長期的な学校再編の進め方を示しました。
こちらの概要版を読むと流れが大きく掴めます。
https://www.city.tateyama.chiba.jp/files/300388909.pdf

来年度に開校するのが、那古小と船形小を統合した新学校、そして房南小と神余小に設置されることが決まった安房初の小規模特認校です。
開校の準備委員会が設置され、協議が進められてきましたが、この度の議会で新校名についての議案が提出されました。
私も所属する文教民生委員会で審議され、特に問題なく全員賛成で採決され本会議でも全会一致で議決されました。
【新たな校名】
■那古小学校と船形小学校の統合校
→「館山市立那古船形小学校」
■房南小学校→「館山市立まなびの杜房南小学校」
■神余小学校→「館山市立まなびの杜房南小学校神余分校」
那古船形については、駅名にもありますし、そう問題なくスムーズに議論が進められたことと思います。
一方、「まなびの杜(もり)」についてはユニークですよね。房南も安房神社のある地域、神余も市指定無形文化財である日吉神社のかっこ舞が継承される伝統ある地域ということで、そうした独自性が表されたとの説明がありました。
またこの名称は、全国で他にないとのことで、唯一無二の新しい教育活動が育まれていくことを願います。
市によると、議会最終日の採決の際、各校から児童の代表者が議場に傍聴しにくる他、議会の様子を各校のスクリーンで映し出して、決定の瞬間を見届けるとのことでしたが、実行されたようです。
以下に、詳しく様子がまとめられていました。
https://www.city.tateyama.chiba.jp/kyousoumu/page100161.html
子どもたちに議会に関心を持ってもらう趣旨としても良い取り組みだと思います。
※本記事は、一度9月19日に投稿しましたが、最終日の採決で子どもたちにサプライズをしたいとの教育委員会側の意向があったことを知って、降ろしておりました。