もう今年も数日ですね。遅ればせながら、10、11月の勉強会レポートをご紹介します!12月は1年を振り返りました。
■10月は「DX」(デジタル・トランスフォーメーション)がテーマでした。
https://note.com/ppp_tateyama/n/n493984567b49
DXは、「デジタル化」と思う方もいるかもししれません(実際私もそうだった)が、実は「新たなビジネスモデルを生み出し、企業や組織の変革を促進する」ことだと知りました。DX学校館山校を開校した金井さんのお話。デジタル化ではなく、「変革する意志」が先立たねばなりません。
この記事はChatGPTにほぼ書いてもらったという佐久間さんのオチも面白かったです。
■11月は、「公共交通」がテーマでした。
https://note.com/ppp_tateyama/n/n5573c3f20246
プレゼンターは安房地域医療センター救急医である佐々木さん。今夏まで1年間イギリスで社会政策を学んで、帰国と同時に参加されました。公共交通は、「場」「まち」「居場所」「ひと同士の交流」「パブリックスペース」などセットであり、交通は健康の「社会的決定要因」の重要な要素だというお話でした。
この記事は、市の公共交通を担当していた職員さんが書いています。いかにこの分野が横断的なことか、担当者の思いも込もって炸裂しています。
■12月は来年を考える振り返り会に
昨年末に、「まちづくりに関する共通言語をつくろう」と始まったゆるやかな勉強会。この日、一人ずつ意見を回すと、仕組みについての評価が多かったように思います。
一人で学んでも独善的で広がりがない。多数で単にディスカッションしてもとりとめもない話になってしまうかもしれない。
そんな背景から、以下の緩やかな方式が設定されました。
・参加者一人一冊、「これは読め!」というまちづくりに関する本を厳選する
・選んだ本人がその本についてポイントを解説する
・解説の後にディスカッションをする
・書記がnoteにまとめる
※参加の条件は、事前に本を読んでくること
本が多少苦手な人でも、説明があると気づきがあります。また事前にプレゼンがあるので、ディスカッションも有意義で面白い。何より、時間がない中で月一で本を読む習慣になります。
計11回を経て、自然といくつかのテーマが浮き彫りになりました。そこから、何か新たな行動に移してもよし、スピンオフ企画があってもよし、そんな緩やかな勉強会を来年も続けていくことになりました。