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全国若手議員の会30周年に参加

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昨日、今日と「全国若手議員の会」の30周年記念事業に参加させていただきました!記念講演では、熊谷俊人千葉県知事や「ホリエモン」こと堀江貴文氏がご登壇。議会改革サミットも目から鱗でした。

明日までの3日間で約160人の若手議員が全国から参加するということですが、私も名刺交換は数知れず、大変有意義な学びの場となりました。運営本部の皆様に、心から感謝します。

昨年竣工した千葉市の新庁舎見学からスタート。政令指定都市で200億円を超える建物なので、もはや館山市が予定する新庁舎への学びになるかは不明ですが、特に防災機能への力の入れ方がすごかった。

免震構造で72時間もつ非常電源、危機管理センターを備えており、災害情報が映像や動画で瞬時にセンターの大画面に反映されるシステムを導入。このシステムも5年で約4億円と多額ですが、館山市ですと、佐野聖一議員が何度も質問しているように、これから120箇所の防災無線の補修に年間約1億円を10年という計算ですので、何が最善か検証が必要です。

その後、式典があり、同会OBでもある熊谷知事が講演。千葉テレビでも放送されたそうです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/55cf81e5b2eb0ef66c6e4baf2597e5daa68783ab

毎度、知事の話は新しい気づきがありますが、今回もエビデンスにもとづく政策の重要性が語られていました。市町村と都道府県、国の役割の違いや、採用難では市町村と県の関係においてアイデアの一端もお聞かせいただきました。特に苦しい財政でも職員の研修費を割いたこと、企業誘致の核心は営業で、その反応から己を知るという話は印象的でした。

続いて同じく同会OBや現役会員である習志野市、香取市、四街道市、栄町の首長がトークセッション。議員と首長の違い、議員に求めることなど含蓄に富んでいました。

この日は懇親会の後、千葉市の実家に一泊。翌朝、広島の平和記念式典の放送、終戦の年の7月に長崎に生まれた父の背中から感じること多々あり。

向かった先は、衆議院第一議員会館。地下鉄から地表に上がると大音量の演説に警備も多く、緊迫した雰囲気の国会議事堂前。

まず始まったのは、「議会改革サミット」でした。早稲田大学マニフェスト研究所の調査(https://maniken.jp/maniken/2023gikai)で毎年上位ランクに入る北海道登別市、茨城県取手市、東京都墨田区の議員御三方から取り組みの背景を聞ける場は大変貴重です。

開かれた議会環境の整備。コロナ下で総務省から「オンライン会議」を可とする通達もあり、導入の経緯が語られました。

私も前々から思っていたことですが、議員構成は民意を反映するはずなのに、若者をはじめ、子育て中の女性とか、障害のある方とか、サラリーマンの方とか、決してマイノリティではない背景の立候補者は少ない。

登別市議長の辻議員の、「子育てが終わった後に再挑戦しては」と先輩議員に声をかけられたというエピソードや、授乳しに家と議会を往復したという同会会長の取手市、石井めぐみ議員の話に強い意志を感じました。

実際に立候補される方がいるか問題ではなく、誰もが立候補できる環境整備は開かれた議会にとって重要だと思います。

住民参画では、墨田区では特別委員会を毎年度設置し、時限的なプロジェクトチームとして、特定の課題解決を図っていると佐藤あつし議員。取手市では、AIを活用して会議録の速報をマインドマップ化して公開するシステムを導入されているそうで、これも驚きでした。

https://www.city.toride.ibaraki.jp/gikai/shise/shicho/shigikai/topics/202205kaigiroku-shikakuka.html

午後は総会があり、全国各地の取り組みを拝聴。同会は45歳で卒業のため、「卒業生」に感謝する式典もありました。会員増加のため、「若手議員のサロン」を標榜し実現した松戸市議長、杉山由祥議員の言葉と実践に感動しました。

そして、ホリエモン氏が登壇!近年の政治におけるSNSの分析、ふるさと納税、投資など、圧倒的なお話でした。本質を見抜く力とアイデア、ですね(これが最難関ですがw)。8月31日に別府で大規模な温泉と音楽を浴びる「別府温泉ぶっかけフェス」を企画しているそうです。

https://bobfes.jp

書ききれませんが、後ろ髪引かれる思いで先ほど館山に帰りました。やはり全国はすごい!と同時に、やれることはある、というか始まったばかりだと背中を押してもらえた気がします。さー明日からも頑張ろう!