
長らく県民の日行事として親しまれてきた「あわ夢まつり」が27回目の今回、ファイナルと聞いて、出たり入ったりでしたがなんとか見に行くことができました。
子どもたちの健やかな成長を支えようと毎年開催されてきたイベント。人形劇やパネルシアター、手話サークルやダンス、ミュージカルなど、さまざまな催しが目白押しで、老若男女で楽しめるステージです。

私は、コロナ禍の一時期、音響スタッフとして関わらせていただきました。あの時期、大半の行事が中止になる中、オンラインでも継続したのは、このイベント以外に思い当たりません。「どうにかしてみんなを元気づけよう」、あの時のスタッフの方々の熱意は忘れません。

「スタッフの高齢化や舞台鑑賞の嗜好(しこう)変化などを受け」(房日新聞)ての終了とのことですが、毎年この大イベントを成し遂げるのは大変なことだったと思います。本当にお疲れ様でした。

そして、「夢」や「希望」といった理念を高らかに掲げたこのイベントの種は、またさまざまな形で花を咲かせていくことと思います。ありがとうございました。