館山市では「元気がでる体操教室」と題して、市内26カ所の集会所などで介護予防の取り組みが行われています。1日に長須賀の中央ホールの教室を見学させていただきました。
普段は第1、3水曜日に体操を行っていますが、この日は年に1回の体力測定。15人ほどのご年配の方々が集まって、和気あいあいと測定を楽しみました。
一つ目は、漢字識別テスト。黒という字が仮に赤で書かれていたら「×」、黒が黒で書かれていたら「〇」というシンプルなテストですが、やってみると意外と難しい。
続いて、歩幅を調べる「2ステップテスト」、台から手を使わず立つ「立ち上がりテスト」、握力測定、歩行能力を測る「TUGテスト」をグループに分かれて実践しました。
再来週の水曜日は、検査の結果が分かるとともに、昨年出た人は、今年との比較も表示されるようです。さらに、血管年齢や肌年齢を測る機器をコミセンから持ってきて測定もあるようです。
地域の保健推進委員さんと高齢者福祉課などが連携。役所で待つのではなく、参加しやすい場所に出て行って積極的に運動や交流の場を育んでいる素晴らしい取り組みだと思いました。
ぜひ親戚、お知り合いのご年配の方がいたらお近くの「元気がでる体操教室」をお知らせください。
https://www.city.tateyama.chiba.jp/…/page000001_00073.html
館山市の高齢化率は現在40%ですが、今後2040年までに50%近くまで上がる予測にあります。人口減少で財政も厳しい中、健康の延伸は、ご本人はもとよりまちの未来のためにもなります。