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初の一般質問に立ちました!

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初の一般質問が終わりました。前日ほぼ眠れずで、この半生でトップ3に入る緊張を味わいました。しょっぱなから水をこぼしてしまいました…議場で大変失礼いたしました。

私の質問の様子は以下から見れます。1時間7分過ぎからスタートします。

①「駅前再建と公共交通の維持」と②「官民連携のまちづくり」について質問をしました。

①は、車社会になって深刻な衰退にある駅前は、公共交通のハブであり、駅前活性化と公共交通の維持はセットで考えるべきということと、それに当たって、市が率先して更新計画を目前とした新庁舎を駅前に建設してはという提案を行いました。新庁舎は現在、旧南高跡地を予定しています。

結果としては、津波浸水想定区域であることから、仮に新庁舎が津波対策型であったとしても有事の災害対策機能が失われることや、駅前と南高跡地に機能を分散させる案も、市民サービスは1階が推奨されるため津波に耐えられないことなどから、望んだ回答は得られませんでした。

しかし、駅前の根本的な課題は人流の整えることにあり、西口は観光・繁華街、東口は歩いて生活できるエリアなどと総合的なビジョンを市が提示して、土地所有者、公共交通事業者、店舗、市民の方々と協議を進めるべきという思いは伝えることができたと思っています。

庁舎建設は、多額の費用がかかるため、約10年後の更新まで今現在めどが立っていないことも分かりました。館山駅は館山・南房総のハブですので、市が駅前の総合的な計画を示すことで人流を整えることができれば、民間の投資を呼び込める可能性もあると思います。新庁舎の話は検討チームの発足を期待するともに、今後も駅前活性化と向き合いたいと思います。

②は、そもそも抽象的な話でしたので、結局眠れなかったのはこちらの課題です。行政は市民サービスを担う、民間は利益を追求する、この2者が協働するのが、官民連携です。従来、官と民が手を取り合う、というと癒着を疑う目線も多かったそうです。

一方、人口減少や財政難で、行政だけでは市民サービスまたは社会資本を維持できない、コストがかかりすぎる、といった観点から、官民連携や公民連携という名で、全国的には取り組みが進んでいます。

国も官民連携について「行政と民間が連携して、それぞれお互いの強みを生かすことによって、最適な公共サービスの提供を実現し、地域の価値や住民満足度の最大化を図る」としています。

がしかし、これは実は大きな障壁が複合的に存在し一筋縄にはいかないのです。

例えば・・・

行政は、市民サービス、つまり公共の福祉を最大化するのが使命です。儲けてはいけません。そして、行政のルールは多く、予算要求も年1回(年4回の議会で補正予算は可能)で、時代の変化に追いついていけるのか。また職員の異動、というのも大きなリスクです。

そして、民間は利益がでないと死活問題です。人口が急速に減少する地域で事業をやるのはリスクが高い。そのため、いわゆる「まちおこし」は、正当な対価を差し置いている現実(ボランティア)があります。未利用の資源を活用するビジネスチャンスがポイントですが、これも大いに博打ですし、うまくいったケースはさほどないと思います。

これは一つの見方に過ぎませんが、官民連携、簡単ではありません。人口減少の中、マーケットも縮小していて民間に手を上げてもらうことさえ危うい状況です。

そんな中、全国的には、官民連携を推進するに当たって、条例や指針を整えている自治体が数多くあります。質問の中では、有名な大阪府大東市の「公民連携に関する条例」を挙げました。この短い期間で、担当部署も仕組みや有用性を理解してくださったようで、条例や指針の整備については「前向きに検討する」という回答を得ました。

そして最後に、5月19日、20日と新聞記事になった「リノベーションまちづくり」について私の見解も述べました。本議会でも私以外に2議員がこれに関連する質問をしていましたが、契約手続きや内容を追求するものでした。私としては、記事が取り上げた「監査報告書」は市の内部の意思疎通の問題が大きく、結果的に民間は不正はなかったにもかかわらず相当なダメージを受けたと考えています。

もはや記事の中身について細かく議論するつもりはありませんが、こうしたことが今後起きないためにも、官民連携について何らかの指針を整備することは重要だと思います。

いずれにせよどの質問も、今回が私の中でのキックオフ。真摯に答弁してくださった執行部にも感謝ですし、私も学びを深めて、さらに違った角度から質問、提案をしていきたいと思います。